2011年8月23日火曜日

愛だ!上山棚田団へ入団? part2

 やっとpart2を書きます。
もう伺ってから3週間も経ってしまいました・・・。
前回のpart1はこちら

今回は棚田や地域活性化に関することを書こうと思います。
ここは幾重にも重なった棚田を一望できるビューポイントです。
棚田の右中央と一番下の棚田は耕作されていますが、他は休耕田になっています。

右中央は地域の方(おじいちゃんだったかな?おばあちゃんだったかな?)が作られています。
下は農機具メーカーさんの社員研修で作られているそうです。
以前はこの棚田や木や竹に覆われて見えなくなってしまった棚田でも
稲穂が揺れていたんだな~と昔に思いをはせます。

昔は8300枚も棚田があった」 という説明を書いている立て看板もありました。
ん~想像ができないですね。


  

この棚田は上の写真の棚田から小さな尾根を回り込んだところにあります。
この棚田は稲が青々と茂っていますが、今回案内をしていただいた西口さんたちが
復田したそうです。

始めは大阪周辺の農業などに興味がある人たちが集まってきて、
ひたすら草刈をしていたそうです。
あるとき地元の方が「草ばっかり刈って何がしたいんや?」と声をかけてきてくださり、
「お米が作りたいんです!!」と言うと、「うちの田んぼでやるか」と貸してくださったそうです。
1年目はいろいろ指導していただきながらお米を作り、秋にはお世話になった方々をとれたお米で
おもてなししたそうです。
すると、「うちの田んぼでもやるか?」と声をかけていただいて、
お米を作る面積が増えていったそうです。
今ではお米を売るところまで活動が広がっています。すごいなあ~。


どんどん復田しても、まだまだ棚田はいっぱいあります。
そして、草ぼうぼうにしておくわけにもいかない・・・。
草刈はとても大変なので、手伝ってもらうのはヤギと牛たち!
その名も上山棚田牧場!!
休耕田に放牧して草を食べてもらっているそうです。
しっかり草刈してくれよ~。


今回はほんとうに短い時間だったので、お話を伺えていない部分や、
私が理解できていない部分がたくさんあります。
森林再生の活動やセグウェイで走ってみたり。
もっともっとたくさんの活動をされていて、私も全体像がまだ見えていません(笑)。
活動内容が幅広く、行動をおこし実行するスピードも想像以上で本当に驚きでした。

なぜここまでスピードある活動ができるのか。
私が感じたことは、参加者の熱い思い、賛同してくれる地域の方の協力、
市や県もサポートしてくれる状況、そして価値がないと思われていたものに価値を見出し、
それを活用や販売する術があること、そして何より地域の方々に信頼されていることでしょうか。
「上山棚田団」で検索すると紹介ページがたくさんでてきますが、
下記に挙げたところがわかりやすいかな?と思います。
特に動画つきのほうでは、棚田で稲作が行われていた昔の様子から、
荒れていた時の様子と復田が進んでいる現在の様子が紹介されているのでおすすめです!

お忙しいなか、上山を案内していただきおいしいご飯もごちそうになり、
ほうとうにありがとうございました!
そろそろおいしいものがたくさん収穫できるころなので、それも楽しみにまた伺います!


ホームページなど紹介ページ
http://ecollabo.net/modules/tinyd1/index.php?id=4

動画つき紹介ページ
http://blogs.itmedia.co.jp/ecobrand/2011/07/post-a1b8.html

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