2012年7月25日水曜日

明後日朝顔プロジェクト

2007年の国民文化祭の上勝アートプロジェクトの中に、傍示地区につくられた日比野克彦 氏 (東京藝術大学教授・アーティスト)の「射手座造船所」があります。山の中の木造船は今にも山あいに漕ぎ出していきそうな、ダイナミックなアートです。
 さてみなさん、実はこの射手座造船所に、この船が造船中から進行しているもう一つのプロジェクトがあるのをご存知でしょうか。

その名も「明後日朝顔プロジェクト
1・朝顔の育成を通して、人と人・人と地域・地域と地域のコミュニケーションを促し、現代社会に於ける人と地域の関係を検証する。
2・人と人の関係性の中から創造されてくるカタチを芸術の根本と捉え、社会の中における芸術の機能性・多様性を試みる。
という企画趣旨のもと日比野克彦氏が2003年から行っているものだそうで、 現在25地域が参加しているそうです。



傍示で咲いた朝顔を六角形の段ボール(種の根)に描いた『あなたの思う朝顔』は、他の25地区の朝顔の絵とともに舞鶴に集まり、各地域の種の根段ボールをつなぎ合わせて一つのアートになるとのこと。

上勝アートプロジェクトから出発した傍示のみなさんの活動が、上勝を飛び出して、全国をネットワークする活動に繋がっています。

2012年7月13日金曜日

国文祭の準備はOK?「トポス彩2007」

トポス彩2007

この写真、一つ前のブログにも載せていますが、「トポス彩2007」という作品です。2007年に開催された国文祭で、上勝アートとして野尻で制作されたものですが、なんと今年の国文祭で、作品追加するとのこと。
そこで上勝学舎も、さる6月30日(土)に野尻の元公民館にてお手伝いをしてきました。
講師はトポス彩の作者、東京芸術大学のたほりつこ先生と、2007年の国文祭でもトポスの作品づくりに参加した地元有志の方達。徳島市内からもボランティアの方がお出でになって、和気あいあいと追加されるツボを制作しました。


奥の棚にずらっとならぶ作品が見えるでしょうか…?



この手前のぼこぼこしたツボが私の作品です。
このツボ、これから地元のお父さん達が釜で焼いてくださり、設置後地元のおかあさん達がお花を植えてくれます。ツボづくりに参加したおかげで、完成したトポス彩の中から自分の作ったツボを見つける楽しみが出来ました。
みなさん、国文祭で私の作品を見つけてくださいね〜^^

さて、次回はまたまた国文祭速報、「明後日あさがお」の巻です!
お楽しみに☆